便秘改善のための、朝の過ごし方
便秘改善のためには「朝にお通じがある」というのが一番理想的です。
日中に便意があっても、仕事をしている人だとガマンすることで便意が強制的に引っ込められ、それがまた便秘の悪化につながってしまうからです。
日中の活動時間帯が始まるまでに、出すものをしっかり出せる習慣をつけていきたいものです。
そのために役立つ、朝の過ごし方のコツをご紹介しましょう。
起床時間を早めよう!
朝のお通じをクセづけるためには、「朝はトイレにゆっくり入れるだけの時間の余裕を持つ」ということが大切です。
よく「朝に便意がくることもあるんだけど、仕事に出かける寸前なので余裕がなく、結局ガマンしてしまう」などという人が居ますよね。
これではいくら、さまざまなノウハウで便意をうながしても、便秘改善がなかなか進みません。
その悪循環を断ち切るために「朝の準備を済ませて、トイレである程度ゆっくりできるだけの時間の余裕を作る」ということが大切なのです。
最初のうちは、たとえ便意がなかったとしても、便座に10分程度は座って便意を待つ・・・これが毎日できるかどうかで、排便リズムの改善度合いも違ってきますよ。
というわけで、朝は、今までより10〜15分早起きして、トイレのための時間を長く確保してみましょう。
便秘が改善されて、朝にスルッと出るようにクセがつけば、起床時間を元通りに戻していくことも可能ですので、「排便リズムがつくまでの間だけ」と思って、ぜひ「少しの早起き」を頑張って下さい。
起床後、まずは水を飲もう!
便秘改善のためには「朝起きたらまず口をゆすぎ、その後すぐに冷たい水を飲む」というのもかなり有効です。睡眠とともに機能をお休みさせていた胃腸をしっかり目覚めさせる効果が期待できますよ。
ちなみに、この朝の水には、ビタミンCを入れるのが超おすすめ。
ビタミンCは腸のぜん動をうながす作用が期待できるので、それによって腸の活性効果がより高められるのです。また、酸っぱさによるスッキリ感も、目覚めのサポートに役立ちますよ。
ビタミンCの摂取方法は、「レモン水を入れる」「粉末のビタミンCを溶かす」などの方法でOKですので、冷たい水+ビタミンCで、スッキリ素早い胃腸の目覚めをさせていきましょう。
■歯磨き時の足踏みで便意促進!
「朝の歯磨きタイムに、膝を高くあげての足踏みをして便意をうながす」というのも、便秘改善のサポートとして使える手です。
これは腸を揺らして便意を促進するだけでなく、足を高くあげることで筋肉を鍛える効果もありますので、「歯磨きをしている時間はずっと足踏み」を心がけてみましょう。
ただボーッと歯磨きをするだけでは、もったいないですよ。